チューダーは、1956年に端を発し、その後数十年もの比類なき物語がある“マリーン・ナシオナル”(フランス海軍)と、2021年に再び新たな展開を迎えると発表。当時、トゥーロンに拠点を置いた仏海軍附属機関の水中研究調査グループ(G.E.R.S - Groupe d’Étude et de Recherches Sous-Marines)は、実際の使用環境で評価するために2種のオイスター プリンス サブマリーナーを取り寄せた。それぞれ100mの防水性能を備えた、自動巻のRef.7922と手巻のRef.7923である。当時のG.E.R.S司令官が下した判断は、いずれの時計も防水性能は「完璧」、そして機能も「完全に正確」。チューダーのダイバーズウォッチの可能性を確信した彼は即座に時計の発注量を増やし、こうしてチューダーは1961年にフランス海軍の正式サプライヤーの地位を得たのである。チューダーはこの地位を、80年代を通して築き上げた。